

「芸大コレクション展2018」
更新日:2018年10月10日

藝大美術館で開催中の「芸大コレクション展2018」を鑑賞。
何度見てもいつ見ても、靉光の自画像を見ると悔しい。どうしてこんな才能のある画家が、戦争で命を落とさねばならなかったのかと思う(戦争というより戦後帰国できずに終戦後上海郊外の病院でマラリアとアメーバ赤痢が原因で命を落とした)。
そして、柴田是真の「千種之間天井綴織下図」は圧巻。1m四方の天井下絵の一枚ずつの迫力!黒川廣子藝大美術館教授の63番の「桜花」と60番の「紅菊」が桜と菊という日本を代表する二種類の花を象徴しているとの解説でもう一度鑑賞。
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ミュージアムショップで『柴田是真の植物図』を購入。以前持っていたはずだが、改訂版となって持ちやすくなった。しかも英語のタイトルもあり、日本の陶磁器などに描かれた花を調べるうえで利用価値も高い!買ってよかった!