

アムステルダムチェストに会えた日
2014年5月7日

ついにアムステルダムチェストに会えました!
マザランチェスト等とともに日本輸出漆器の最高峰といわれていたのに、
長く行方不明だったのが去年フランスで発見され、
オランダ国立ミュージアムが約10億円で落札して以来、
その展覧を心待ちにし、やっと今日見た瞬間、足が震えました。
しかも、南蛮漆器研究先駆者の吉村元雄先生や
東京芸大の三田村先生、小椋先生、青木先生など漆がご専門の先生方や、
オランダ国立ミュージアムで日本美術が専門のメンノ・フィスキ博士、
同じく家具部門ポール・ヴァン・デュイン修復部長といった
漆の第一人者らとご一緒に何時間もこのチェストを囲んでのディスカッションのなんと幸せだったこと!