アムステルダムから再びイギリスに戻り、昨日は終日、オックスフォードのAshmolean Museumにて調査。
日本美術担当のクレア・ポラード博士が事前に作品を出してくれていて、午前中は主にそれらをじっくり見る。
惹かれたのは南蛮漆器のナイフボックス。
インピー博士のJapanese Export Lacquer にも詳細が紹介されているが、おそらくは特注されたもので上蓋を開けると中はカトラリー(ナイフ)が収まるようになっている。
正面カルトゥーシュには日本の風景の中に南蛮人が二人たたずみ、水上には日本人が乗っている船もあれば、西洋風の旗を揚げた南蛮風の小船もある。当時の長崎の風景だろうか?


これこそ東西美術と文化の融合!