『皇室の彩 百年前の文化プロジェクト』展へ

2017.10.31

藝大美術館で開催中の『皇室の彩 百年前の文化プロジェクト』展へ。献上品を中心に展示された作品にはどれもまさに「ザ・品格」と呼びたい名品ばかりである。横山大観作の「日出処日本」のように大観の皇室に対する尊崇の念のすべて藝大美術館で開催中の『皇室の彩 百年前の文化プロジェクト』展へ。献上品を中心に展示された作品にはどれもまさに「ザ・品格」と呼びたい名品ばかりである。横山大観作の「日出処日本」のように大観の皇室に対する尊崇の念のすべてを具現した気迫(図録より)が感じられる大作など見どころが多いが、私が個人的に最興味深かったのは、六角紫水作「蒔絵手箱瑞鳥霊獣文様」と辻村松華作「蒔絵手箱 菊花に鶺鴒文様」の二つ(写真はどちらも図録より転載)。二人とも東京美術学校漆芸科の教員であるが、漢代の楽浪遺跡から出土した漆器の研究成果が見て取れる紫水の作品と斬新なデザイン性を生かした辻村松華作の対比が興味深かった。
ミュージアムショップでは皇室御用達?ともいえる菊の御紋の入ったお菓子などいろいろあり、海外へのお土産にぴったり!といくつか購入した。
を具現した気迫(図録より)が感じられる大作など見どころが多いが、私が個人的に最興味深かったのは、六角紫水作「蒔絵手箱瑞鳥霊獣文様」と辻村松華作「蒔絵手箱 菊花に鶺鴒文様」の二つ(写真はどちらも図録より転載)。二人とも東京美術学校漆芸科の教員であるが、漢代の楽浪遺跡から出土した漆器の研究成果が見て取れる紫水の作品と斬新なデザイン性を生かした辻村松華作の対比が興味深かった。
ミュージアムショップでは皇室御用達?ともいえる菊の御紋の入ったお菓子などいろいろあり、海外へのお土産にぴったり!といくつか購入した。