オックスフォードの会

2014.07.27

今日はオックスフォード時代の日本人研究者の友人たちとの夕食会。
オックスフォードに住んだ時期は一緒だったり、違ったり、専門分野も国際政治、人類学、美術史など様々に分かれているが、其々が学問を学ぶのにこれ以上ないという環境に身を置くことが出来たことの幸せを振り返り、自分が先人たちから学んだことをこれからどのように社会に還元していけるのかと考えつつ家路につくと、心から尊敬する木工芸家須田賢司先生の人間国宝(重要無形文化財保持者)認定のニュースが入ってきた。
須田先生はNHKニュースで、「過去の作品で学んできましたが、これからは後世の人が学べるような魅力的な作品を作っていきたいです」と語っておられた。、須田先生のおっしゃった作品作りと、研究という対象は違うけれど、過去に学び未来につなぐという夢は同じだと思えた。今日は最高の夜です!