オールド・ノリタケ、アールデコ期の最高作C&S

2014.11.04

10月20日に退院して以来、もうすこし、自宅で本や論文などが読めるはずであったが、だるさや浮腫のため叶わず、
ここ2-3日少しパソコンに向かえるようになった。
それを待っていたかのようにいくつかの原稿の納期の確認?催促?あり。
写真は次回の『四季の珈琲』の原稿に登場する予定のオールド・ノリタケのジェオメトリック、あるいはジュエルデザインと称されるアール・デコ期の最も人気のある意匠のカップ&ソーサー。
ダイヤモンドの形にも似た意匠と金彩を際立たせる白磁の美しさ。金彩の質の高さ、そして、この緑の上絵が転写ではなくてひとつひとつ手描きなのである。
工芸品は用の美ということがよく言われるが、このC&Sはその意匠だけでも充分美しいがコーヒーを入れたらコーヒーの濃い色がどんなに引き立つだろう!!
私たちは100年前の日本人がこんなにも洒落ていて素晴らしい物を作っていたことをもっともっと誇りに思っていい!!