コラムを書く

2011.12.19

一か月前ぐらいからだろうか、アタカ通商のHPのコラムの欄で、何人かの方と順番にコラムを書かせていただいている。
これが、納期なし、テーマも自由ということでやり始めるととても楽しい。

今のところ週一ぐらいのペースで書いている。

特に別の原稿が明日締切などという切羽詰まった状態の時に、ほんとはそんな時間の余裕はないのだが、やたらと書きたくなる。そしてやってみると頭の切り替えにすごくいい。楽しんで書いている。

ペンネームは「牛津ヒルダ」。牛津とは私の住んでいた町、そして世界中で一番好きな街、オックスフォードの漢字名である。ヒルダはオックスフォード大学で私のいたカレッジの名前。

アタカ通商はコーヒー豆が縁で知り合った会社なので、他のコラムニストもコーヒー関連の方が多いのだが、わたしはたいていコーヒーに関係のないことを書いている。
私のコラムにどれだけ読者がいるのかはなはだ疑問だが、コーヒーは専門家が大勢いるので、私がコーヒーのことを生半可な知識で書いてもおしかりを受けるだけだろう。それで主にイギリスに関することを書いている(これも英語の専門家とかイギリスの専門家というわけでもないけれど、住んでいたのでネタには困らない)。

専門である美術史を本にしてもお金にならず(原稿料はもらえてもそれ以上に資料代と調査費がはるかに上回る)、いろんなところでコラムを書いてもお金にはならないのだが、コーヒーに関していていえば、コーヒー業界の人たちと知り合えておいしいコーヒーが手に入るのがなにより。
コーヒーを飲みながらせっせとものを書いて、それがお金になるのが夢である。