日本ポーセリン協会総会・講演会『模倣とオリジナリティの狭間でー東洋と西洋の輸出磁器の異文化交流』

2008.04.01

2007年9月にオールド・ノリタケを中心とした明治の輸出磁器の愛好者の有志が集まって、
日本ポーセリン協会が発足した。
関係各位のご尽力を得て、2008年1月26日には名古屋メルパルクホールにて第一回総会が開催された。ジャーナル『Japanポーセリン』発刊の運びとなった。

総会に続く、午後からの講演会は一般の方々も含めるとその出席者は80名を越し、メルパルクホール飛鳥の間が満席となった。講演は井谷により 『模倣とオリジナリティの狭間でー東洋と西洋の輸出磁器の異文化交流』と題するものが発表された。
その後、クイズ「オールド・ノリタケ」がグループ戦・個人戦で行われ、それぞれ熱気あふれる時間があっという間に過ぎていった。
その後、チームごとにバスに分乗してギャラリーCへ。そのコレクションの質の高さ、数量の多さ、採光を工夫した展示方法にあちこちでため息が漏れた。普段非公開のため、今回初めてという人が大多数で、また、今回は写真撮影もOKとのことで、諸兄姉、語らいに、見学に、写真撮影に大忙しであった。