(株)平成建設創立25周年記念式典 

2014.09.20

株)平成建設の創立25周年記念式典にお招きを受けた。
秋元久雄社長のご挨拶に続き、東京芸大の若き芸術家たちへの基金の贈呈、
木工芸で今年人間国宝になられた須田賢司先生への花束贈呈、
そして招待者を交えての釘打ち競争、カンナひき競争などが行われた。
すべてのプログラムを通じて、モノづくりは、人づくり、国づくりの根幹と改めて感じた。

会場へのアプローチも社員たちの手作りによる、大工の歴史や実際の大工道具などが展示されている。

記念品は社員がひとつずつ削り出した一輪挿し。それらを包む緩衝材はカンナくず。

 クローバー=シロツメクサの語源が弘化6年オランダからの献上品であるガラスを包んでいた緩衝材であるところから「白詰(しろつめ)」草の文字が使われたように、
緩衝材は本体を包む重要な役目を持つ。
私にモノづくりはできないけれど、モノづくりの大事さを伝えるおがくずの一片、シロツメクサの一枚になりたいと思った日だった。