2011年初摘み紅茶をオールド大倉で

今年も2011年の初摘み紅茶、ダージリンが、インド、マーガレットホープ農園から届いた。

初摘み紅茶の独特の甘い香りのする味わいが好きで、毎年頼んでいる。
この新茶を飲むと、えっ、これが紅茶？というぐらい色が薄くて、日本茶同様お砂糖もミルクやレモンもいらない。

カップは昭和29-34年ごろに作られたオールド大倉。デザインは、タンポポだろう。

ブルーと金彩でたんぽぽが描かれ、すっきりとしていてモダン。50年以上前のものなのに古さを感じない。白磁の質も素晴らしい。縁と取っ手の金彩はねとっとして重厚。きっと今では考えられない金の含有量の多さなのだろう。きんきんきらきらの金彩と対極にあるこのような上質の金彩はデザインの邪魔をしない。

初摘み紅茶にはこんな単純なデザインのカップがよく似合う。