オールド大倉 岡染めの花瓶

2011.05.07

母の日に子供たちから花束が贈られてきた。うれしい。

花束を入れた花瓶は創業期、昭和6年の大倉陶園製。 大倉の特徴である岡染めが開始されたのが昭和2-3年といわれているので、開始されて間もないころの岡染め。硬質白磁に岡染めのブルーが上品。高さ28cm。

どんな花を活けても、花に負けずに、それでいて花を引き立てる。さすが大倉。

大倉は、その磁器の白さと岡染めの青、そして金彩の質の良さから、日本の陶磁器産業界のトップに立つ。創立者大倉孫兵衛・和親父子の「よきが上にもよきものを」という伝統が常に生かされている。
大倉の瑠璃色もよいが、岡染めの花瓶は一つ持っていると四季を問わず使える。