カップ&ソーサーの魅力
2010.03.02
このごろカップ&ソーサーについて講演をすることが多くなり、写真もいろいろ撮ったり、明治期以降の輸出向けカップ&ソーサーについて研究している。
日本から輸出されたカップ&ソーサーはデザイン、形など、決まった分類がまだなくこれからすこしずつまとめていこうと思っている。
写真は加藤春光のカップ&ソーサー。春光が好んだ玉子ぼかしにピンクが入って、生地が薄く、絵付けも優しい。いかにも春光好みの一品である。これだけ薄いと欠けやすいので取り扱いには注意を要するが、コーヒーをいれても紅茶をいれてもおいしそうだなと思う。