第24回『日光会』展
2014.06.13
東京都美術館で11日から19日まで開催中の『日光会展』に出かけた。
加藤令吉先生(陶芸)の作品は入ってすぐのところにあった。
和光の個展のときは日展などでは見ることのない茶碗などに惹かれたが、
『美術工芸の明日を担う20人ー今瀬戸にKOUGEI力が結集』展で先生の大きな作品を拝見してからは、
やはり大作に眼がいき、今回も堂々たる造形にぐっと心が引き寄せられた。
上野駅から美術館まで徒歩で10分かからないのにものすごく蒸し暑かったので、
漆の高名秀人光先生の『湧遊』の魚の青々とした色に涼しさを感じた。
そのあと時間が少しあったので『バルテュス』展へ。
ついでというと、バルテュスファンの人に叱られるかな。
でも、物故した巨匠の展覧会もいいけれど、
現代に生きる工芸家の作品を見ることはやはり今の自分にとってなによりの勉強になるなあと改めて思った!