コインブラ大学

2012.03.01

ポルトガルのコインブラ大学を訪問。目的はこの大学にあるジョアニア図書館にあるジャパニング(日本の漆器に似せた塗料技術)を見るためだったが、この大学のキャンパスを見て、驚きと感動。

コインブラ大学の創立は1308年。もちろんヨーロッパにはオックスフォードやボローニャをはじめとして古い大学はいくつもあるが、コインブラ大学の特徴は、古い建物をほとんどそのまま今も利用していること。上の写真は、誰かの邸宅ではなく、教室の中庭

この写真は法学部。ごく普通に法学部の学生が利用している

この写真は法学部の廊下。いつ作られたのかわからないようなふるいアズレージョのタイルが廊下や教室にいくつも張られている。

学生たちはほとんどがまちがってもブランド物のバッグなどをもっていなくて、質素な服装で、地味。
でもこういうキャンパスで学んでいると学問のなんたるかはまだわからなくても、真面目に勉強に取り組むのではないだろうかと思った。