トマムリゾートで滑る
2012.02.20
北海道、占冠村トマムリゾートで滑ってきた。去年の今頃はひどい花粉症で、外に出る気もしなかったので、スキーは2年ぶり。最高に楽しかった。
出かける前日に石勝線の貨物の脱線事故でトマムに向かうJR北海道石勝線特急は不通でどうなるかと思ったが、なんとか時間遅れで車で到着し、気温も-20℃以下という寒さだったが、晴天に恵まれ、大満足。
いまどきのスキーウェアは下着も含めてすごくよいものができていて、どんなに寒くても軽くて動きやすくて便利。汗をかいても大丈夫。
ただ、顔や手など、少しでも外気にさらした途端、ちりちりと痛くなり、寒さを実感する。また滑った後、温泉で露天ぶろに浸かったら、シャンプーした後の髪の毛が、すぐにばりばりと凍ったのにはびっくり。
トマムリーゾトは、数年ぶりだったが、星野リゾートが立て直しにはいったせいか、従業員などの態度は笑顔で対応して気持ちいい。またレストランなども混み具合がすぐ液晶パネルでわかるようになっている。
ただ、部屋の中は(部屋はザ・タワー)、壁紙がはがれかけ、廊下の壁紙も破れているなど、やはり、経営が大変なことを思わせ、スキーロッカーなども古い。スキー場のリフトもゴンドラは一基であとは古いタイプのリフトがほとんどだ。
また、巡回バスや温泉などでは、中国人や韓国人が多くて、外国にいるようだった。ただ、以前ニセコなどで多かった西洋人はほとんど見られない。
中国人が露天風呂に入るのに、バスタオルを持って入ったり、洗い場で歯を磨いて、そのうがいした水をそのまま口からぺーっと洗い場に出すなど、中国人への注意が足りない気がした。
およそ30年前だろうか、アルファトマムができたころ、私が勤めていた外資系の社長が年末年始夫婦で滞在していた。あのころはまさにバブルというか、日本の新しいリゾートの形として、トマムは憧れだった。
従業員などは対応もいいだけに、もうすこし設備にお金をかけてほしいなあと思った。
ともあれ、2泊3日と短かったが2日間がっつりすべっていい気分転換ができた。