紋右衞門が手に入った!
2010.03.17
2月6-7日に行われた日本ポーセリン協会の総会でのオークションでとうとう念願の加藤紋右衞門(六代)が手に入りました!
以前、近代瀬戸焼の研究では第一人者の瀬戸市文化センターの服部先生に、一番好きな陶工は?と聞いたら、個人的にはやっぱり紋右衞門かなあといわれて、なるほど!って思いました。
杢左衞門みたいに大きなものも迫力あるし、周兵衛の染付の色もきれいだし、春光の上絵付は優しいし、明治の瀬戸の陶工はいいものをいっぱい作っているけれど、やっぱり究極は紋右衞門だなと私も同意。
でも紋右衞門製は瀬戸にいたらどうかわからないけれど、なかなか手にい入らなくてやっと手に入った次第。
この作品は朝顔だから今は季節的にちょっとちがうけれど、見あきない。ちなみに加藤紋右衞門(六代 1853-1911)は内外の博覧会にも出品し高い評価を得ている。精緻な花鳥画や山水画が特徴です。