縄文時代後期の漆塗り
2018.01.05
Last night, in Yomuuri News, an article says that beautiful urushi(Japanese lacquer) dimond-shaped design was depicted on the part of big vessel which was made around BC4000) . It was found in Kamisakai Asahidai Kaizuka ruins, Tsukuba City, Ibaragi. It was very minute and beautiful design with the combination of red and black urushi.
昨日(1月4日)の読売新聞夕刊に、茨茨城県つくば市上境旭台貝塚で縄文時代後期の漆塗り大型容器の一部が出土したというニュースが掲載されていた。
「容器の表面には連続したひし形の中に平行な曲線をミリ単位で刻み、黒漆を塗った上に朱漆を重ね塗りたあとでさらに磨いて 黒と赤の縞模様を浮かび上がらせたとみられる精巧な装飾が施されている」とある。阿部芳郎・明治大学教授によれば「彫刻はこれまで見つかっている縄文の漆器にない精巧さ」とのこと。縄文人の繊細な美的センスと技術力に嬉しくなる。