“A Taste for Luxory in Iran””展とTurquoise Mountain:Artists Transforming Afghanistan”展にて@サックレーギャラリー

2016.08.31

コンベンションを終えて、急きょアフガニスタンの絨毯工場にやってきました。などということはありません。

WashingtonDCの中心部に移動して、ゆっくりスミソニアン。今日は比較的小さな博物館や特別展を中心に回る。
写真はサックレーギャラリーで開催中の、”A Taste for Luxory in Iran””展と、Turquoise Mountain:Artists Transforming Afghanistan”展にて。
木彫はアフガニスタンの現代工芸家Nasser Mansouri氏の手によるもので、彼は修復も手がけつつ、こういった木彫もこなしており、その緻密で芸術的な仕事にエールを送るとともに、展覧会企画者の、”Do not Touch”のnotに二重横線を引いて、ぜひ「Do Touch=触って!」この素晴らしい木彫の手触りを味わってくださいというメッセージにも感銘を受けた。
どの作品ででも可能というわけではないだろうけれど、実際に触ってみると丁寧にかんなで削られた表面は赤ちゃんの肌のように滑らかだった。
アフガニスタンのニュースは悲惨な題材が多いが(もちろんそれが一番重要なことだとは認識するけれど)、こうしてこの国に現代工芸も存在するというメッセージもうれしかった。