東京国立博物館『人間国宝展』再観
2014.02.22
明日が最終日の東京国立博物館「人間国宝展」を再観。
前回以上にすごい混み方。でも今日も来てよかった!
特に国宝『青磁下蕪花生』(アルカンシェール美術館蔵)は、東洋陶磁美術館の『飛青磁』と久保惣の『万声』と並んで私の最も好きな青磁の名品で、何時間見ていても飽きないが、とにかく後ろからどんどん押されるのであきらめて立ち去る。
でもそういった中国製の国宝と比しても、日本の人間国宝の方々が作った工芸の名品が堂々たる姿を示してくれて感激。
今日は黒田辰秋の『朱漆捩紐文火鉢』や増村益城の乾漆におおらかさを感じた。
一階の企画展『人間国宝の現在』では、私が去年、『美術工芸の明日を担う20人』でインタビューさせていただいた前田昭博先生の白瓷や山下義人先生の蒟醤も展示されており、時間があれば何時間でも見ていたい展覧会でした!
日本の工芸、万歳!!