ミシンガン州グランドラピッズ
2010.06.08
ミシガン州グランドラピッズに行きました。目的はオールドノリタケのアールデコを中心に収集しているNCS(ノリタケコレクターズソサィエティ)の2010年コンベンションでした。
コンベンションが無事に終わると、郊外に足をのばし、周辺の名所を訪れました。5月のミシガン州にしては暑い日も一日ありましたが、おおむね気候は良好でした。
まず、フランクロイドライトが設計した Meyer May House(メイヤーメイハウス)を訪問し、ライトの設計した家を堪能しました。
メイヤーメイは繊維産業で財をなした人物で、ライトに自邸の設計を頼み、1909年完成しました。
1970年代は学生らによって荒らされ、ライトがデザインした家具などもたき火代わりに燃やされたようですが、その後地元の住民が中心になって修復プロジェクトがたちあがり、今ではすっかり甦りました。
その後、ハーマンミラー社の工場を見学し、ハーマンミラー社がゲストハウスとして使っている Mari Gold Lodgeへ ここは訪問した当日も、夕方にゲストが来られるとかでスタッフは忙しそうにその準備に追われていました。マリーゴールドロッジはライトのメイヤーメイハウスよりカジュアルな感じでした。家具も当時のままのものもありましたが、椅子などはもちろんハーマンミラー社のものに変えられていました。写真はディナーの準備が整いつつあるマリーゴールドロッジのいくつかある食堂の一つ。
本館だけでなく、ボートハウスなどもあり、夏の避暑として最適の環境が整えられていました。
グランドラピッズは、冬は寒そうですが、初夏から夏にかけて、訪れるのは、とてもいいところだなあと思いました。
地元でとれるwalleye fishというカワカマスもとてもおいしかった。川魚特有の臭みもなく、柔らかく、上品な味でした。いつかまたぜひ訪れたい町でした。
空港も グランドラピッズが、ジェラルト・フォード大統領ゆかりの街とかで 、清潔で新しい空港でした。