三田村有純展『記憶の中の風景』

2011.04.25

大阪高島屋で開催中の、東京芸大漆芸科教授三田村有純先生の『記憶の中の風景』展に行ってきた。

先月、金沢21世紀美術館で開催された50回記念現代工芸美術家展での先生の作品は、「鎮魂」という名の作品で、当時NZ地震があり、そのことを思い起こさせるような、大地から吠えてくるエネルギーを抑えさせるような静かな作品だった。

今回の高島屋での個展での作品は、それよりも、より力強く、我々にがんばれと語りかけている。

先生の作品は漆という素材から、木造の建物などにおいても違和感なく飾れるが、今回の作品の中で大型のものは特に、コンクリートの打ちっぱなしの無機質の壁などにおいても堂々たる存在感を示すような気がする。

これからの先生のエネルギーを示すような作品群に勇気づけられて、元気をもらって会場を後にした。