女性のお客様を迎える玄関の花

2011.07.12

明日は女性のお客様一名来られる予定。おかまいはできないとおもうが、なにはなくとも新しいお花は活ける。

風水では、花は生花でないといけないのだという話を聞いたことがあるが、元来、人工の花をあまり好きでないので、時間がなくても人が来られるときには花を買いに行く。

別にお客様の目にとまらなくてもいい。自分の気分の問題。トイレと洗面所にも一輪挿しを飾る。

イギリスに住んでみて、イギリスのように緯度が高く乾燥している地域では、バラの花がいったく咲くと長く愛でることができて、庭に咲いているのを切って部屋の中で花瓶に挿しても長持ちするということを実感した。

ところが日本では、本当に花の持ちが悪い。バラだけでなく、他の花も大なり小なり同様だ。

でも、やっぱり生の花はいいなあとおもう。
仕事が忙しく、締切が近づいているときは、お客様も断らざるを得ないし、花を買いに行く時間もないので、家には花がない。

つまり私の家に花があるというのは、私の精神状態に余裕があるということを示している。

金曜日からはアメリカでの出帳があるので、飾ってもあまり長く見ることはできないのだけれど、それでも飾りたい生の花である。