張松模 Jang, Song, Mo―韓国の白磁

2011.04.26

昨日、ソウルの韓国古宮博物館からのお客様があり、オールドノリタケ談義をした。大韓帝国時代の韓国の土地からはオールドノリタケの発見されるという。
おそらく当時日本から持って行ったものだろう。

オールドノリタケの研究を続けておられるということだが、うれしかった。日本とアメリカ以外でも、オールドノリタケのファンがいて、研究されているというのは本当にありがたい。

韓国で、日本の近代の輸出磁器を調べるというのは、以前なら、あまり好意をもって迎えられなかったのではないだろうか。

日本でも明治の工芸が興味を持たれるようになったのは、ここ15年ぐらいのことである。

韓国からのお客様、ほんとうにうれしかった!

残念だったのは、お土産に、韓国の陶芸家 張松模さんの白磁をおみやげに持ってきていただいたのに、お菓子と間違えて、その場であけてお礼が言えなかったこと。
そのもっちりとした質感は、ノリタケの白磁などとは違い、よい勉強になる。