「父の精神は生き続けている」キャロライン・ケネディ大使の言葉の使い方

2013.11.24

“My father’s spirit lives on”(「父の精神は生き続けている」)。
 キャロライン・ケネディ駐日大使の言葉。
 lives on=生き続ける、こういうのを聞くと、nativeの使い方にはいつまでたっても追いつけないことを実感。私が「生き続ける」を英語にしたら、lives foreverと長くなったり、lastsを使えばなんだか印象が薄い。
特にlives onのonが効いている。この場合のonは副詞的用法で、liveという動詞がlastよりアクティブで、surviveより柔軟で、「父の精神」が今の人たちの心にも強く残っていることを印象付ける。知性のある人の英語である。