「近代陶磁器を生み出した親子ー大倉孫兵衛から和親に継承された美意識について」の講演後

2013.09.30

先週、岐阜県現代陶芸美術館で、「近代陶磁器を生み出した親子―
大倉孫兵衛から和親に継承された美意識について」と題する講演を
させていただいたが、講演後、ノリタケ社や東洋陶器で活躍した百
木三郎と大倉和親の妹(大倉孫兵衛の娘)であるみや夫婦の曾孫の
方にお会いできた。百木三郎はもとを河原三郎といい、明治維新以
降東京画付けとして最も隆盛を誇った河原徳立の三男であり、父方
の親戚の百木家に養子に行っている。講演をさせていただく喜びは
このような出会いにあり、それに尽きるといっても過言ではない。
至福のひとときであった。