コーヒーかき氷

2011.10.01

昨日午前中は日本橋三越の伝統工芸展へ、午後からはビッグサイトで開催中のSCAJ(Specialty Coffee Association of Japan)2011に出かけた。
もちろんコーヒー関係の業者さんのための催事なのであるが、日本コーヒー文化学会の会員の方々も多く参加しておられるので、いろんな意味で勉強になり、は毎年出かけている。楽しみは新しいおいしいコーヒーが試飲できるということである。

今年も様々な豆が出品されていたが、コーヒーのティスティングが主流を占める中で、ジャマイカコーヒー輸出協会のコーヒーかき氷がおいしかった!
これは昔ながらのしゃかしゃかとかくかき氷器でかき氷をつくり、そこに8倍濃縮のコーヒーと練乳をかけたもの。これが駅からけっこう歩いてきて汗をかき、ホールの中も、熱気に包まれているせいかけっこう暑いため、冷たくひえたかき氷に濃厚なコーヒーのエキスと練乳の甘さがマッチして最高においしかった。

ただ、これは単なる市販のアイスコーヒーを煮詰めたらいいというわけではなく、そこにノウハウがあるらしいが、やはり出展に当たってはいろいろ工夫されたのだろう。かき氷とコーヒーエキスと練乳が絶妙のバランス。このコーヒーはホットだと苦味が出る品種らしい。
やはり、試食した人の中ではそのエキスはどこで売っているのですかと聞く人もいたらしいが一般に市場販売はしていないとのこと。
でも、販売してくれないかなあ。かき氷って食べたいけれどシロップが甘くて半分も食べるといやになる。でもこのコーヒーかき氷はさっぱりとおいしい。なんだかやみつきになりそうな味だった。