パン・デ・ロー (ポルトガルの半熟カステラ)
2011.12.21
明日が賞味期限の卵が半ダースあったので、デザートにパンデローを作った。
パンデローは日本のカステラのもとになったといわれるポルトガルのお菓子。
日本のカステラは固まっているけれど、これは本来は中が半熟。だから日持ちがせず出来立てを食べるのがおいしい。
でも今日はちょっと余熱が長すぎたのか中が半熟にならずだった。残念。
これは卵と砂糖と薄力粉、強力粉、バニラだけで作ることができ、焼く時間も18分と簡単なので楽なのだけれど、火加減が難しい。ちょっと油断すると今日のように半熟ができない。
ポルトガル料理は、作り方も複雑なものがなく、味も日本人の嗜好に合うものが多く、好みである。
ただ、このパンデローを、外で食べて、冷めていると、なんだか、作り置きをされていているようで興ざめ。
その点、この間大阪のミナミで食べたポルトガル料理レストランの Tasca Porutuguesaのパンデローは温かく半熟でおいしかった。他の料理もおいしかったし、お気に入りのポルトガルレストランである。オブリガード!!!