ヘンリー八世の7番目の妃?-トリニティカレッジ所有のHans Eworth作ヘンリー八世

2015.08.11

ケンブリッジのフィッツウィリアム美術館で展示中のHans Eworthによるヘンリー8世の前にて。
Eworthはハンスホルバインの一番弟子で、ホルバインがヘンリー8世を描いた後、その絵が火事で燃えたので彼が描きなおし、ヘンリー8世がケンブリッジ大学トリニティカレッジの創立者であることから、長くカレッジの食堂の壁に飾られられていたが、カレッジが内装工事に入ったので、美術館でしばらく展示することになりました。レイノルズが描いた同じくトリニティ所有のグロスター公フレデリックの肖像画も展示されていました。ヘンリー8世の前にいるのは、彼の7番目の妃善恵・アン・ブーリン・キャサリンです!(あはっ!)

余談ですが、亡くなったダイアナ妃の先祖はヘンリー8世の二番目の妃のアンブーリンの姉妹メアリー(姉か妹か不明)であり、同じような子孫にはウィンストン・チャーチル、エリザベス王太后、チャールズ・ダーウィンなどが含まれます。ダイアナ妃のことを玉の輿とおもっている人も多いですが、こちらのほうが現王室より古い家柄といえます。