女王陛下万歳！

イギリスでは、エリザベス女王の９０歳を祝う雑誌の特集号を見かけたので購入し読んでみたが、内容に目新しいものはなし。
ただ表紙の帽子のデザインが素敵でよく似たのをジョンルイスに買いに行った。
しかし、改めて記事を読んでみると、25才で即位して65年間、君主としてこの人は、どれほどの多くの決断を一人でしてきたことだろう。

　第二次世界大戦中、ロンドンの爆撃を恐れて、政府がエリザベス王女姉妹をカナダに疎開させるよう進言したとき、母エリザベス（エリザベス皇太后）が”The children won’t go without me, I won’t leave without the king. And the King will never leave”「私の子供たちは私のもとを離れません。また、私は国王陛下のもとを離れません。そして、国王陛下はロンドンをお離れになりません」といった言葉を思い出した。
ぶれない心は受け継がれ、君主たる者その姿、その振る舞いは変わらない。常に迷って、常にぶれて、常に一人でなにも決められない私に活を入れてくれるのはこの人である。帽子の形だけ似せてもだめだよな、というか自分とエリザベス女王を比べる方がどうかしている？？？？女王陛下万歳！