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学生が選んだベストなカップ&ソーサー
2011.12.15
先週から、Aesthetics of Japanの授業で明治の輸出磁器に関することを講義している。その講義の傍ら、学生各自にカップ&ソーサーをデザインさせ、6人ずつのグループでプレゼンしてそのグループでベストを選び、それらベストの6個を描いた学生達にきちんとデザイン画として今日仕上げてきてもらった。それをクラスで討論してその中から一位に選ばれたカップが下のカップ。
カップにチャームがついているそうです(designed and illustrated by Ayane Watanabe←本人の了解を得て開示)。カワイイ!(男子からは使うの恥ずかしいという声もあったが) また、洗いにくそうとか、チャームがカップに触れたら不快な音がするのじゃないかとかいう声もあったが、決選投票でこれがベストカップ。
次に選ばれたのが下のカップ(designed and illustrated by Kawamura Ryusuke本人の許可を得て開示)。
これは なんとカップでスロットができるというもの。スロットをして777がでたらシュガーが出てくるそうです。洗えるの?と聞いたら、防水ですとのこと。ごちゃごちゃしているとか、コーヒーを飲むのとスロットするのは別々にしたらどうという声もあったが(もっともな意見!)夢がある、遊び心があっていいとのことでこれが2位に。
芸大やデザイン専攻科の学生達ではないので、どちらもコストに見合う販売可能なデザインとは思えないが、このシーズンにふさわしいどちらも夢のあるカップ。
こういうことを討論しているときの学生たちは本当に楽しそうで、私が下調べをしてつくり上げたパワーポイントを使って必死で講義していた時はうたた寝してたのに、、とめげるが、学生たちの楽しそうな顔を見るのはこちらもうれしい。
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