戦前のオールドノリタケは飯碗の4倍の値段!

2011.04.19

戦前のオールドノリタケ(昭和10-15年の国内向け日本陶器製コーヒーセット)につけられている値段を見るとカップ&ソーサーは85銭。
これは、瀬戸物の蓋付碗の約4倍にあたる。詳しい計算はHPに載せたが

HOME

飯碗も含めた当時の物価に比べると洋食器が戦前の生活でどれほどのぜいたく品であったかがわかる。
ちなみに、当時の大工さんの日当は1円89銭なので、大工さんの日当とカップの値段を比べても、やはりカップの値段の高さが実感できる。

なぜオールドノリタケがいいのですか?とよく聞かれるが、現在のカップ&ソーサーを買う値段に少々足すと(少々でないときもあるが)、今ではもう作ることが困難な質の高い作品に出会うことができる。