超レアなコラレンのカップ&ソーサー
2013.12.05
1900-1910年ぐらいに日本で作られ、主に貿易商社・ヴァンタイン商会からアメリカ向けに輸出されたコラレンのコーヒーカップです。コラレンは装飾部分が微細なビーズを貼り付けて作られています。
その装飾部分がざらざらしていて、手触りがサンゴ(coral)の木に似ているところから、サンゴのような(coralene)と名付けられました。
作られたのは花瓶などがほとんどでカップ&ソーサーは非常に珍しい。焼成温度の管理が難しいため今では作るのが非常に困難な作品です。
その焼成過程などの詳細にご興味がある方は、拙本・平凡社刊『甦る白瑠璃 コラレン』をご高覧いただけたら幸いです。
This cup …& saucer was made in Japan and mainly exported to U.S.A by Vantine Co between 1910 and 1910. The technique is called “Coralene” as the sandy texture is similar to the surface of coral. The coralene technique were mainly used to the vases due to the difficulty of firing. Thus the cup and saucer is very rare!!
If you are interested in coralene, please check my book”Yomigaeru Hakururi Coralene) published in 2007 from Heibonsha.