近代国際陶磁研究会総会

2012.06.05

瀬戸市文化センターで開催された近代陶磁研究会で展示された、宮田昌俊氏監修の『1920-40年代の陶磁器意匠・造形の位相』展会場にて。明治期以降の帝室技芸員などのいわゆるピンの作家作品ばかりでなく、こういう意匠もとても勉強になりました。

近代陶磁研究会は、普段の研究会が私の大学の授業の日と重なって、また、ここ2-3年は総会も別の学会とかさなって、行けなくて残念だったのだけれど、今年は久々になににもかさならず、一週間前にひいた風邪のためまだ声もガラガラでしたが、講演内容も楽しみだったし、近代陶磁研究会の会長の服部先生や、元会長の高木先生、他の会員の方々とも会いたくて、行ってきました。
講演会は、東海大学の中島先生の『20世紀前半までのアメリカのディナーセット市場』と、お茶ノ水大学院生の今給黎さんの『アメリカ市場における日本製陶磁器の展開』と、宮田さんの上記『『1920-40年代の陶磁器意匠・造形の位相』。
どれも聴いていてとても興味深く、勉強になった。またとても刺激を受けて自分も頑張らねばと元気をいただきました。

近代国際陶磁研究会は、自分のためになるだけでなく、服部先生や高木先生、会員の方たちがとても優しくて、お話しさせていただくのがすごく楽しい。
行けるときにはなんとしても機会をとらえていきたいと願っている。