2011年初摘紅茶をオールド大倉で

2011.05.09

今年も2011年の初摘み紅茶、ダージリンが、インド、マーガレットホープ農園から届いた。
毎年、初摘み紅茶(First Flush)を楽しみにしているのだけれど、今年は農園でストがあったとかで届くのが遅れ、おまけに値段も去年よりだいぶ値上がりしていた。
しかし、この初摘み紅茶の独特の甘い香りのする味わいが好きで、毎年頼んでいる。紅茶とコーヒーの異文化交流史を教えている学生にも、授業に持って行って飲んでもらうことにしている。
この新茶を飲むと、えっ、これが紅茶?というぐらい色が薄くて、日本茶同様お砂糖もミルクやレモンもいらない。

カップは昭和29-34年ごろに作られたオールド大倉。デザインは、タンポポだろう。
ブルーと金彩でたんぽぽが描かれ、すっきりとしていてモダン。50年以上前のものなのに古さを感じない。白磁も上品。
初摘み紅茶にはこんな単純なデザインのカップがよく似合う。